今日は、品川にある東京出入国在留管理局で、永住許可申請をしてまいりました。
結論から申し上げますと、
無事に受理されました。
もちろん、受理されたからといって、許可が出たわけではありません。
審査はこれからです。
永住許可申請は、申請書を作るだけではありません
今回の業務では、申請書を作成するだけではなく、
住民票
課税関係の資料
納税関係の資料
在留カード
パスポート
婚姻関係を証明する資料
生活状況を説明する資料
など、本当に多くの書類を確認しました。
一つ一つの書類について、
「これは何を証明する資料なのか」
「この数字と、別の資料の数字は一致しているか」
「この説明で、審査する側にきちんと伝わるか」
ということを確認していきます。
書類が揃っているだけでは足りません。
例えば、ある資料にはこう書いてある。
でも、別の資料を見ると、少し違うようにも見える。
そんな場合には、
なぜ違って見えるのか
を確認し、必要であれば説明資料を付けます。
申請する側にとっては当たり前の事情でも、審査する側から見れば、提出された書類が判断材料です。
そのため、
「審査する人が、この書類を初めて見たとき、どう見えるだろう」
という視点が非常に大切なのだと感じました。
最後にかなり時間をかけたのが「書類の整理」
そして今回、最後にかなり時間をかけたのが、提出書類の整理です。
提出する資料に番号を振り、目次を作成し、それぞれの資料にも対応する付箋を付けました。
一見すると、とても地味な作業です。
でも、何十点もの資料を提出する場合、
「どこに何があるのか分からない」
という状態では、見る側も大変です。
申請書類は、内容が正確であることはもちろんですが、
「読みやすいこと」
「探しやすいこと」
「説明が分かりやすいこと」
も非常に重要なのだと、改めて感じました。
そして、いよいよ入管へ
申請人様から在留カードとパスポートをお預かりし、申請取次者として窓口へ向かいました。
そして……
とにかく混んでいました。
2026年10月1日から在留許可手数料が改定されることもあり、改定直前というタイミングでした。
受付を待ち、書類を提出し、確認を受ける。
実際に一連の流れを経験してみると、本や研修だけでは分からなかったことがたくさんありました。
行政書士の仕事は「申請書を書くこと」だけではない
行政書士の仕事は、申請書を作るだけではありません。
依頼者から事情を聞く。
必要な資料を集める。
その資料を読み込む。
法律や審査基準に照らして整理する。
必要であれば、説明資料を加える。
そして最後は、行政機関に対して、
「この申請について、この資料で審査をお願いします」
という形にして提出する。
今回も、その一連の流れを、最初から最後まで経験することができました。
誰にでも「初めての一件」がある
そして今回、改めて思ったことがあります。
入管業務に限らず、本当にどんな業務でも、
最初の一件というのは、分からないことだらけです。
でも、それは誰もが通る道なのだと思います。
今では「大先生」「大先輩」と呼ばれている先生方にも、必ず、
「初めての一件」
があったはずです。
私は、そういう「初めての頃の話」を、できるだけ先輩方との飲み会や交流の場で聞くようにしています。
「最初はこんなことも分からなかった」
「こんな失敗をした」
「こうやって覚えていった」
そういうお話は、本当に勉強になります。
一件やっただけで、分かったとは言えない
今回、私は永住許可申請という入管業務を一件経験しました。
でも、だからといって、
「入管業務が分かった」
などとは、とても言えません。
正直に言えば、まだ分からないことだらけです。
知らないことも、たくさんあります。
でも、だからといって、
「やらない」
という選択肢は、私にはありません。
知らないことは調べる。
分からないことは先輩に聞く。
役所にも確認する。
聞き方が分からなければ、その聞き方から教えてもらう。
そして、実際にやってみる。
もちろん、失敗することもあると思います。
でも、その失敗から学ぶ。
そうやって、一つずつ経験を積んでいくしかないのだと思います。
新人行政書士の皆さんへ
私もまだまだ新人ですが、
もし、これを読んでくださっている新人行政書士の方で、
「入管業務は難しそうだな」
「自分にはまだ無理かな」
と思っている方がいたら、
ぜひ、一歩踏み出してみてください。
最初から全部分かっている人なんていません。
私もまだまだこれからです。
一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。
入管業務。
初めての永住許可申請。
無事に受理されました。
そして今回も、本当にたくさん勉強させていただきました。


