今回のテーマは、
「人間にとって自由とは何か ~サルトル『実存主義とは何か』」
です。
そして恐れ多くも、今回は私が発表を担当させていただきます。
哲学の本を読み、みんなで考える「法哲学対話」
行政手続研究会で行っている「法哲学対話」は、哲学の課題図書を読み、まず、
「そこには何が書かれているのか」
というところを、参加者で少しずつ解きほぐしていくことから始まります。
哲学の本というのは、一人で読んでいるとなかなか難しいものです。
「これはどういう意味なんだろう?」
「ここで言っている“自由”とは、普段私たちが使っている自由という言葉と同じなのだろうか?」
そんなことを考えながら、まず書かれている内容そのものを参加者で確認していきます。
そのうえで、
「自分はこう感じた」
「ここは少し疑問に思う」
「私は違うように考える」
「もし現代社会に置き換えたらどうなるだろう」
と、それぞれが自由に意見を出し合いながら対話していきます。
答えを一つに決めるための会ではありません
法哲学対話では、必ずしも最後に一つの結論を出すことを目的としていません。
むしろ面白いのは、対話を重ねることで、
自分一人で本を読んでいたときには気づかなかった見方に出会えること
だと思っています。
同じ文章を読んでも、人によって受け取り方は違います。
その違いを聞いて、
「そんな見方もあるのか」
と気づく。
そしてもう一度、自分の考えを見直してみる。
そこに「対話」の面白さがあります。
今回のテーマはサルトルの「自由」
今回取り上げるのは、ジャン=ポール・サルトルの『実存主義とは何か』です。
テーマは、
「人間にとって自由とは何か」
です。
人間は自由である。
しかし、自由であるということは、同時に自分の選択に責任を負うということでもある。
では、私たちにとって「自由」とは一体何なのでしょうか。
法律や制度というものは、ときに人間の自由を制限します。
一方で、ルールがあるからこそ守られる自由もあります。
こうした哲学の対話が、行政書士として仕事をするうえで、法律や制度について考える視点にまでつながっていけば、さらに面白いと思っています。
そして今回は何といっても、
サルトルの「自由」がテーマ!
これはもう、痺れるほど楽しみです!
このような発表の機会をいただきました伊藤浩先生をはじめ、行政手続研究会の皆様に心より感謝申し上げます。
8月30日、どうぞよろしくお願いいたします!
