「本」も 一期一会

こんにちは。
今日は最近出会った素晴らしい「本」について書きたいと思います。

優れた児童文学に送られる賞、「小川未明文学賞」というのをご存じでしょうか。
今年の「小川未明文学賞」は「古都こいと」さんの「きさらぎさんちは 今日もお天気」が受賞しました。

この本、すごくよかったです。心をぎゅっとされるような場面もあり、じんわりとあったかくなるような場面もあり。
児童文学っていいなぁって、改めてしみじみ思いました。

まるで、何かのきっかけで主人公の少年と友達になることができて、少年と会話しているような、そんな感覚にさせられました。元気をいただきました。ありがとうございます。

すっかり著者の「古都こいと」さんのファンになったので、「今日もお天気」の前作(であるデビュー作品)「絵本処方院ウサミの謎カルテ」という本も読んでみることにしました。

これまた、すごくおもしろかったです。

病院って、お薬を処方しますよね。
この本にでてくる病院は、夜の診療時間、なんと「絵本」を処方するんです。
しかもその絵本、実在する有名な絵本なんです。
よく美味しそうな描写があると、そのごちそうを食べたくなったりしますが、それと同じように、その絵本が読みたくなるんです。
もう、たまらず八王子図書館で絵本を予約して借りることに。

ギルガメシュ王さいごの旅 /ルドミラ・ゼーマン
もこもこもこ /谷川俊太郎
はなのすきなうし /マンロー・リーフ
わすれられないおくりもの /スーザン・バーレイ
父さんの小さかったとき  /塩野米松

あー、知りませんでした。
絵本ってこんなにも癒されるんですね。

人も本も、一期一会。
出会えたことに、感謝。